「栄養失調」と聞くと「痩せている」という印象がありますが、
栄養失調太りをいう肥満症状が今ひそかに増えいるそうです。
栄養失調太りとは?
「栄養失調太り」とは、栄養のバランスが悪い高カロリーな
食事によって、十分な栄養がとれていないにもかかわらず、
体重が増えてしまう症状です。
そもそも栄養失調とは、炭水化物・たんぱく質・脂質の
3大栄養素に加え、ビタミンやミネラルなどがバランスよく
摂取できていない状態のことをいいます。
ビタミンやミネラルは糖質や脂質を燃焼させる働きが
あるため、これらの栄養素が不足していると脂質や
糖質が体内に残ってしまい、太る原因になるのです。
栄養失調太りは夏になりやすい
夏は、冷やし中華やそうめんなどの食事が中心になります。
麺類の栄養は炭水化物(糖質と食物繊維)ですから、
たとえばそうめんだけの食事などは、栄養のバランスが
悪いので「栄養失調太り」になりやすいのです。
ちなみに、そうめんは意外と高カロリーです。
・そうめん1人分のカロリーは356カロリー
・ごはん茶碗1杯分のカロリーは185カロリー
栄養失調太りにならないように、
バランスの良い食事を心がけましょう。